当社は川崎汽船グループの中核企業として、船舶の保有と配乗・管理を担い、
安全運航と環境保全を尽くしてグループと社会に貢献します。
当社は大正6年(1917年)に神戸で設立された太洋海運株式会社を源流とし、その後の海運集約や合併等の幾多の波を越え、現在は川崎汽船グループの一員として、自動車運搬船やばら積み船等に船舶管理サービスを提供することを主要業務としております。
船舶管理会社の第一の責務は、「安全運航」の達成に尽きると思います。
船舶の事故を起こすことなく、荷主様からお預かりした貨物を無事に目的地にお届けするという責務を完遂すべく、神戸本社の他、フィリピン、ドイツ、ブルガリア、中国に海外拠点を置き、グローバルなネットワークでサービスを提供しております。フィリピンやブルガリアでは現地の海事教育機関等とも連携し、船員育成にも取り組んでいます。
また、環境問題に関しては、川崎汽船グループの環境ビジョンである「2050年GHG排出ネットゼロ」という目標達成に向けて、新燃料や新技術にも対応する船員育成や船舶管理体制の整備を進めております。
100年以上の歴史と伝統のもとで蓄積して来た知識と経験を活かしながらも、時代の変化を捉えつつ、当社は安全運航と環境保全に対応する高品質な輸送サービスを提供すべく最善を尽くして参ります。
ケイラインローローバルクシップマネージメント株式会社
代表取締役社長 谷岡 弘茂